今回は、幼少期の頃のお話をしていきますね。
時代はちょうど幼稚園と小学校の頃になります。
それでは、どうぞご覧くださいませ。
友人が非常に多かった少年時代
無邪気で何事にも好奇心が旺盛な少年でした。
人見知りは全くせず、誰とでも仲良くなれる子だった為、
近くの公園に遊びに行ったり、同級生の家を渡り歩いて遊びに行っていました。
アウトドアでは、近所の公園で野球やサッカーやバスケットなどをして遊び、
外が暗くなり、泥んこになるまで走り回っていたのを覚えています。
又、当時はファミリーコンピュータが、世に登場したゲーム全盛期でした。
インドアでは、同級生の家でゲームを一緒にして遊んだりもしていました。
私の家にも父が買ってくれた為にゲームはあったのですが、
兄と一緒に使っていたのでどうやら気を使うのが嫌だったのかもしれません。
一緒に遊ぶ友人のほとんどが同性の男友達ばかりだったのですが、
一人だけ近所の女の子とも仲が良かったです。
印象的だった登場人物たち
特に印象的だったのは、幼稚園の頃から既に東京大学を目指していた石倉くん。
彼は幼少時から既に公文学習を進めていました。
私も祖父宅を訪ねては勉学を教えてもらっていたので、
彼とは幼稚園時代によく近所の公園で、
「九九」を一緒にしながら遊んだのを覚えています。
彼は英才教育を受けていて小学校から既に進学校に行った為、
それ以来お互い進路が別々になり、その後の交流は途絶えました。
近所で一人だけ仲が良かった女の子は、当時同じマンションに住む西山さん。
彼女とは近所の公園で無邪気に遊んでいたのを覚えています。
幼稚園時代から自然に遊んでいた為、
特に異性として意識はしていなかったのですが、
小学生の頃のある年に、バレンタインの日に突然私の自宅にやって来ました。
彼女はインターホンを鳴らし、
私の親が出たところに無言でチョコレートを渡したそうです。
私は彼女にとってどうやら初恋の相手だった様ですが、
当時はまだ恋愛に無関心だった為に、
残念ながらお付き合いすることには至りませんでした。
私自身の初恋はもうすぐ後の事になります。
同じマンションで年上の不良の先輩だった池上さん。
年が一回り近くも上だった為、私が小学校1年になる頃には、
彼は既に入れ替わりで中学生になっていました。
髪の毛を茶色に染め、バイクや車を乗り回してグレていました。
おそらく家庭環境でそうなったのでしょう。
彼は一見、不良で怖そうな先輩でしたが、
何故か私には当時、すごく優しく接してくれたのを覚えています。
そして、幼なじみで幼稚園、小中高と同じだった親友の新谷くん。
彼とは特に中学校時代に深く親しくなり、2人だけで様々な遊びをしました。
ある日、彼が誰かのバイクを拝借し(笑)二人乗りをしながら遠出をしました。
するとその帰り道に警察に追われてしまうことに。
無事に逃げ切った先に一般の車に跳ねられて足をひきずりながら
彼とともに逃げ帰ったのが印象深い出来事です。
又、近所のコンビニで万引きや、親父狩りでカツアゲなどを一緒にし、
ハラハラするスリルと罪悪感を彼と共に楽しんでいました。
もう時効なので許してくださいね(笑)
次回は、そんな無邪気な少年に暗い転機が訪れます。
その出来事とは一体何でしょうか?
続きのストーリーをどうぞ読み進めていってください。