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第3章 突然いじめにあった辛い中学校時代

投稿日:29/11/2016 更新日:

今回も、幼少期の頃のお話になります。
時代はちょうど中学校の頃になります。

それでは、どうぞご覧くださいませ。

突然いじめにあった原因とは?

正確にこれといった具体的な原因は今でも解りかねるのですが、
不良のリーダー格に、嫌われてしまったのが原因かなと思います。

彼は静野くんといい、クラスは別々だったのですが、部活動が一緒でした。
当時、漫画の影響も大きくバスケットボールが流行していた為、
私はなんとなくバスケ部に入りました。

いじめにあうということに一番最初気が付いた瞬間は、
部活で練習をする為に体育館へ行ったある日のことでした。
制服から着替える為に体育館の壁沿いを歩いていた時、
急に部活の同級生のメンバー全員からボールを投げつけられました。

おそらく不良のリーダー格である静野くんが、
私にいじめをする様に皆に対して指示をしていたのでしょう。

この瞬間に大きな恐怖と絶望を味わったのです。
そして、そのままその事実を受け入れる事ができず、
私はその日の部活を辞退してそのまま帰ってしまいました。

そして、今後部活へ練習に行く事が恐怖となった日でした。

ある日を境に学校中で全員が敵となる

その出来事を発端として、いじめは部活中だけに留まらなかったのです。
授業中や休み時間などクラスでもいじめが行われるようになりました。

ここでも不良のリーダー格である静野くんが、
私にいじめをする様に皆に対して指示をしていたのでしょう。

部活中は暴力的ないじめだったのに対して、
クラス内では全員から無視されました。

今まで仲良くしゃべっていた子達が急に、
私に対してまったくしゃべらなくなったのです。

その為、休み時間や昼休みは地獄でした。
誰も喋る相手がいないので、教室に一人でぽつんと居るのが耐えられず、
休み時間は用を足す訳でもなく毎回トイレに駆け込み、
大をする方の個室に、休み時間いっぱいまでひきこもっていました。

昼休みは更に地獄です。
この時ばかりは、トイレで食事をする訳にもいきません。
恥ずかしい気持ちを抑えながら教室でお弁当を急いで食べて、
いじめの事実に怯えながら、残りの時間は誰もいない屋上で、
隠れる様に一人寂しく過ごしていました。

更に下校中にもいじめは続きました。
静野くんの後輩たち二人が私の通学路と同じだった為、
彼らに下校中にいじめをする様に指示していました。

学校から帰る道中に彼らと出くわすと罵声を浴びせられ、
一斉に何かを投げつけられます。
私はただ逃げ帰るしかありませんでした。

楽しかった少年時代が急に暗黒の時代になってしまったのです。

次回も引き続き中学校時代の出来事です。
更に追い打ちを掛けるように、暗く辛い出来事が起こりました。
次は学校内ではなく家庭内での問題です。
続きのストーリーをどうぞ読み進めていってください。

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